昨日の「
石巻市の蛤浜と」の続き。
今日は午後から、雄勝町の仮設商店街、おがつ店こ屋街に行ってきました。
雄勝と書いて、おがつ。
おがつ店こ屋街と書いて、たなこやがい。
ここでのお気に入りは、この日記にも何回も登場している、洸洋さんです。
こうよう
前回は「
ズミクロン 35mm 1969【6】おがつ店こ屋街 洸洋」だったから、2ヶ月ぶりなのか。
前回は、使い始めたばかりのズミクロンでの練習撮り。
あれから2ヶ月後の今回は、フォクトレンダー 25mmで撮ってみた。
by RICOH GXR Mount A12 + VOIGTLANDER SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4
F4 1/97sec ISO100
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
なんで、開放 F4で撮ったの?
絞るのを忘れたから。
手動 MF(マニュアルフォーカス)は、絞り開放で。
ピントを合わせたら、絞り込んで、それからシャッターを切るんだけど。
たまに忘れます。
いわゆる開放バカからの卒業。
……とか言いつつ、留年してる感じ?
by RICOH GXR Mount A12 + VOIGTLANDER SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4
F4 1/97sec ISO100
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
レンズの絞りは、被写界深度(ピントが合う範囲)だけじゃない。
絞り込むほどシャープになる。
……らしいけど。
フォクトレンダー 25mmでメニューを撮る場合は、F4でも十分かもしれない。
メニューの文字の端から端まで、ピントも合ってるし。
……とも思った。
店内に入ったら、レンズを交換。
ここからは、キャノンの50mm F1.4です。
最近のEFレンズじゃないよ。まだ世界一になる前、今で言うところの、中国あたりの怪しい模造品メーカー的な位置づけだった頃のキャノン。
1959年の 50mm F1.4 です。
◆
CANON LENS 50mm F1.4 II
http://and273blog.blog.fc2.com/blog-entry-1063.htmlで。
その今年55歳になるキャノンでの、室内撮り。
……というか、店内撮り。
by RICOH GXR Mount A12 + CANON LENS 50mm F1.4 II
F2.8 1/270sec ISO200
+Trimming
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
撮った写真の一部を、iPhotoでトリミングしてみたんだけど。
別の場所にピントが合っていたらしい。
でも……
ここだけ見ると、ピンボけなのか手ブレなのか、よくわかりませんな。
トリミングするつもりならなおのこと、きちんとピントを合わせないと。
(>_<)
そして、今度はトリミングなし。↓
by RICOH GXR Mount A12 + CANON LENS 50mm F1.4 II
F2.8 1/125sec ISO519
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
鼓舞という文字にピントを合わせたつもりなのに……
箸の上の部分にピントがあったり、どこにもピントが合わなかったり。
結局、まともに撮れてたのは1枚だけでした。
by RICOH GXR Mount A12 + CANON LENS 50mm F1.4 II
F2.8 1/189sec ISO200
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
ピントを合わせたつもりなのに、別の場所にピントが合ったり、手ブレしたり。
その原因は、ピントを合わせてからシャッターを切るまでの短い間の、身体の微動だそうで。
相変わらず、まだまだへたくそです。
by RICOH GXR Mount A12 + CANON LENS 50mm F1.4 II
F2.8 1/153sec ISO800
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
ところが、メニューはきれいに撮れました。
開放 F1.4ではなく、2つ絞って F2.8
もっと絞らないと、メニューの左端の文字はピンボけしちゃってますけどね。
中央部分は、きれいに撮れてる。
左側の銀たら定食とかを食べたなら、失敗写真だけど。
今回は、これでいいのではないかと。
中央の部分以外の文字は、もっとボケちゃってもよかったのかも。
(F2とか F1.4でもよかったのかも)
あと……
明るさ(シャッター速度)を少しずつ変えながらの、AEブラケット撮影で撮ってみて、わかったこと。
黒地に白い文字のメニューを撮る時は、少し暗めに撮ったほうがいいみたい。
暗めに撮ったほうが、黒い部分がしっかり黒くなって、白い文字がくっきり見える。
……とか、撮ったあとで、反省点が次々と出てきます。
撮る前に気がつけるようになりたいなぁ。
……と。
そんなことを考えながら何枚か練習撮りしていたら、きました♩
さっきのメニューの中央、いちばん上にあった、もりっと刺身定食。
by iPhone5S
ホタテに限らず、赤貝も、ミル貝も、なんだけど。
貝柱よりも、私はヒモが好き。
by iPhone5S
1つの帆立を2人で半分に分けるなら……
貝柱は全部あげるから、ヒモだけ全部ちょうだい!
……です。
(ショートケーキなら上半分ちょうだい)
by iPhone5S
by iPhone5S
by iPhone5S
エビを食わば味噌まで。
1尾のエビを半分こするなら、頭の部分だけください。
さらに……
残った殻(カラ)は、だしを引いて、鍋やみそ汁に。
あと、これからが旬の、マツモもありました。
by iPhone5S
もちろん、生です。
生のマツモに熱湯をかけると、こういうきれいな緑色になる。
それは、ワカメやメカブと同じ。
この味つけは、醤油じゃなくて、これは麺つゆかな?と思ったんだけど。
味道楽でした。
あじどうらく
宮城県とか岩手県とか秋田県で、スーパーの醤油コーナーに普通に置いてある、味道楽。
カレーの隠し味にも使ったりするみたいだけど。
東京や関西や西日本の皆さんは、もしかしたら、聞いたことないかも?
あと、これは牡蛎でした。
by iPhone5S
あ、牡蠣だ!
……と、心の中でアラームが鳴ったけど。
まったく問題なし。
今回も大丈夫でした。
by iPhone5S
これは、鯨ね。
クジラ
刺身とか、半解凍のルイベ状態とか、ユッケにしたり。
竜田揚げっぽくとか、煮込んだりとか。
もちろん、部位による味のちがいもあるし、クジラの種類による違いもあるし。
特に、牡鹿半島の鮎川に行くと、クジラづくしの豪華な料理を食べられる宿もあるみたいで。
おがつ店こ屋街でも、洸洋さんで珍しいクジラを食べさせていただいたことも。
クジラ料理に興味があるなら、やっぱり実際に現地に行ってみないと。
食後は、同じおがつ店こ屋街に併設の cafe 縁で、ホットのラテ。
by iPhone5S
前回は年末の「
ズミクロン 35mm 1969【7】おがつ店こ屋街 縁」だったから、2ヶ月ぶりなのか。
前回と同様に……
今回のラテも、クッキーも、ただのラテやクッキーじゃない。
こだわりをもって、かなり真剣に作っていることを感じます。
ちなみに……
洸洋さんの店内は、ドコモもauも電波が厳しいです。
店内に持ち込んだWi-Fiルーターだと、文字の送受信はできるけど、画像のアップロードは完了できない。
Wi-Fiルーターを車内に置いて、店のすぐ目の前に駐車してもダメ。
原因は、このガラス。
by RICOH GXR Mount A12 + CANON LENS 50mm F1.4 II
F2.8 1/3200sec ISO100
雄勝町 おがつ店こ屋街(宮城県石巻市)
よからぬ話もいろいろと聞く、震災後の被災地。
ガラスの網だけでなく、セキュリティ関係に目を向けると、いろいろな工夫もされてます。
手の内を明かすというか……
猿に知恵をつけるようなことは書かないけど。
すべて流されてしまったから、セキュリティ関係も最新のものが導入されています。
by iPhone5S
で。
食後のラテを片手に、今回の結論をまとめてみる。
【1】室内はキャノン
50mmで大口径の明るいレンズ、開放 F値 1.4。
室内撮りは、これがけっこう使えそうです。
ただし……
被写界深度がとても浅いのは、魅力であると同時に、難しさでもある。
ピントがズレた残念な写真を量産してしまうかも、というのと。
それから、最短撮影距離は約1メートル。
食べ物には向かない。
……というか、立ち上がって1mも離れて料理を撮るのは、かなり恥ずかしい。
【2】食べ物
リコー GXRのA12レンズが修理中で、ずっとiPhone5Sで撮ってきた昨今。
それで今回、あらためて感じました。
やっぱり、食べ物の接写は iPhone5Sよりも、リコー GXRのA12レンズのほうがいい。
(50mmマクロ)
3月11日スタートの被災した漁港の撮影シリーズ。
日没後の食べ物は、A12の50mmマクロでいきます。
……といった感じで。
同じおがつ店こ屋街にあるスーパーやましたさんで、今回も差し入れを買って。
そろそろ、出発です。
- 関連記事
-
スポンサーサイト