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2013年06月22日 土曜 03:23

失われた23年3ヶ月を1~2年で取り戻せると思う?

7月の参議院選を前に、株価が下がって、ドル円も下がってしまった。
アベノミクスは終わった、アベノミクスはダメだ、株価が上がっても俺たちの生活には何も関係ない、とか。
そんな報道を真に受けて、洗脳されちゃってる人が多いみたい。

そういう1人から質問されたから、日記にも書いておくね。


今週、火曜から水曜にかけて(日本時間だと火曜の夜から木曜の早朝にかけて)、FRBがFOMCを開いたでしょ。
日本で言うところの、日銀の金融政策決定会合、ってことなんだけど。

それが終わった直後、バーナンキFRB議長の会見があったでしょ。
日本で言うところの、黒田日銀総裁の会見ってことなんだけど。

その内容は、大丈夫?

「アメリカの景気は、そんなに悪くない」
「この調子で景気が回復していけば、今年の終わりから金融緩和をやめ始めて、来年の中頃には終わらせるよ」

金融緩和策という自動車の、アクセルを戻し始めるつもりだよ、と言っただけ。
ブレーキを踏むとは言ってない。
そこがポイント。

もうすぐアクセルを少しだけゆるめるよ。
でも、今のうちに宣言しておくから、その時にあわてて過剰に反応しないでね。
今のうちから、金融緩和の出口戦略を、株価や為替レートに織り込んでいってね。
……という、いわゆる「市場との対話」ってやつだと思うんだけど。

それでも、世界中のマーケットが過剰に反応したよね。

昨日(木曜)の夕方、東京市場が終わった直後のテレビ東京では、こう言ってました。
「バーナンキ議長の発言による株安は、地球を1周して2周目に入るかと思われましたが、今日の東京市場で止まりました」


でね。

アメリカが金融緩和をやめる方向に動くと、世界中のマーケットに影響する。
特に、この2日間は新興各国への影響が深刻。

先進各国の金融緩和によってダブついてた資金が、新興国の株や債券や通貨を買っていた。
アメリカが金融緩和を終わらせる方向に舵を切ったことで、新興国に投資していた資金を引き上げる方向に。
つまり、新興国では、株が売られて株価が下がり、債券が売られて金利が上がり、通貨が売られてインフレを加速。
新興国から逃げてきた資金で、ドルが買われている。
……と言われてて。

(ただし、悪い意味でのバブルな投機マネーではない)
(先進国からの投資が、新興国の経済を成長させてきた)

景気が回復してくれば、金融緩和(という緊急対応)を終わらせるのは当たり前。
でも、金融緩和の終了が早すぎたり、急ぎ過ぎたりすれば、新興国の経済が落ち込んで、アメリカの景気回復の足を引っ張ってしまう。
そうなれば、この先、安定している日本の国債を買うために、ドルを売って円が買われるかも。
そうなれば、円高に戻るよね。
……とも言われてて。

(アベノミクスの成否、日本の景気回復にも直結してくる)

中央銀行が金融緩和を決断して、大量の資金をバラまくのは簡単。
難しいのは、やめるタイミングと、やめる方法である。
……とも言われてて。

黒田日銀の異次元の金融緩和も、終わらせる時に苦労しそうだね。
……という話にもなるわけですが。

そこで、ちょっと考えてみてよ。


今のアメリカの金融緩和策が始まったのは、2008年のリーマンショックの時。
あまりのショックの大きさに、金利を下げただけでは景気が回復しない。
それで、通常の金融緩和を超えた、いわゆる「非伝統的」と言われる手法を決断した。

2008年11月からのQE1(量的緩和第1弾)
2010年11月からはQE2(第2弾)
そして2012年9月からは現在のQE3(第3弾)。

リーマンショックから5年。
今年になって、ようやく、アメリカの景気回復を示す経済指標が相次いで出てきた。
それを受けて今週、バーナンキ議長が「出口戦略」のスケジュールについて語った。

出口戦略というのは、金融緩和策を終わらせる戦略という意味。
走っているクルマは急に止まれない。
まずは今年の終わり頃からアクセルを少しゆるめてみますよ、という意味です。
(いきなりブレーキを踏むよ、とは言ってない)

ね?
わかった?

リーマンショックでの金融緩和でさえ、5年間続いてきたわけですよ。
5年間の金融緩和策を終わらせる出口戦略に、半年から1年近くかけるわけですよ。
「そろそろアクセルを少し戻す」だけでも、数ヶ月前に宣言するわけですよ。


日本の場合は、バブルが弾けて「失われた10年」と言われてたのが「失われた20年」になって。
その後、政権交代とやらで、まったく無策な3年3ヶ月。
合計、「失われた23年と3ヶ月」なわけです。

そして、黒田日銀が「異次元の金融緩和」を決断してから、まだ2ヶ月。
たったの2ヶ月ですよ。

デフレから脱却して経済成長を取り戻すための主役は、政府による成長戦略。
中央銀行の金融緩和は、その成長戦略の効果が出てくるまでの時間稼ぎ。
それなのに、黒田日銀の異次元の金融緩和は、成長戦略を決めるまでの時間稼ぎになってしまっている。
……という指摘は、その通りだと思うし。

黒田日銀は、異次元の金融緩和に踏み切った。
次は、安倍首相が異次元の規制緩和を決断する番。
医薬品のネット販売とか、原発の再稼動とか、TPP交渉への参加とか、そんなところでモタモタしてる場合じゃない。
農業改革で言えば、兼業農家の既得権(農地を所有したまま休耕していれば補助金がもらえる)を全廃して、農協も解体する、ぐらいの決断をしないと。
(農業に限らず、各分野で)
……という指摘も、正しいんだけど。

あとね……

アベノミクスに対する期待先行で、まずは株価が上がった。
長期金利も上がった。
物価が上がる前に、金利が先に上がった、という点を問題視する人もいるけど。

景気を人間の身体に例えれば、株価は左足で、物価と金利は右足。
株価が上がって、物価と金利も上がって、それを交互にくり返しながら景気回復は前に進んでいくわけですよ。

株価が上がれば、バブルはダメだとケチをつける。
物価が上がるのは困ると言い、金利が先に上がれば文句を言う。
左足も右足も前に出さずに、歩けという。
そんなの、転ぶでしょ?


そういうのも全部ひっくるめて……

「失われた23年と3ヶ月」を取り戻すための、「異次元の金融緩和」が始まって、まだ2ヶ月。
しかも、安倍総理の「3本の矢」は、いずれも「異次元の」と言うのは、あまりにも寒い内容。
成長戦略の中身の乏しさ。
抵抗勢力に負けて、改革や規制緩和が手ぬるくなってしまってる点は、大いに批判したほうがいいと思うけど。

今の時点で、目に見えて景気が回復するわけないし。
先に株価だけ上がって、実態経済がまだついてきてない段階では、株の含み益が増えた富裕層の消費が増えるだけ、というのも当たり前だし。

企業の業績も、一時的な円安で回復しただけ。
これが本格的な景気回復で業績が伸びていけば、設備投資も増えてくるわけで。

景気の基本は、企業業績、設備投資、そして個人消費。
失業率が下がって賃金も上がって個人消費が増えるのは、最後。

いったん上げてしまった給料は、簡単には下げられない。
そして、いったん正社員で雇ってしまうと、簡単には解雇できない。
だから、賃金とか失業率は、最後になるわけよ。

(もっと簡単に解雇・転職できる制度に変えて、稼げる仕事に移れるようにしなくちゃ)

でも、ここを誤解しちゃいけないんだけど。
大企業の優遇策、イコール、庶民を虐げることではない。
大企業を優遇して、企業業績を良くするところから、景気の回復は始まる。
結果として、みんなが豊かになる。

時間はかかるけどね。

くり返すけど、失われた23年3ヶ月を、たったの半年や1年で取り戻せるわけがない。
必要なのは、アベノミクスの本格的な中身であり、そのためには、長期に渡って安倍政権が安定して続かないと。
1年や2年で交代するようじゃ、ダメなのよ。
……ってことになるんだけど。

そして……
まともに社会人してる皆さんが、こんな基本的なことを無職の相場師に教わってるようじゃ、ダメなのよ。
……ってことにもなるんだけど。

人口が減っていくのと同じペースでGDPが減る分には、今の生活レベルは維持できるはず、という意見もあるけどさ。
今の生活のままでは、苦しいんでしょ?
特に、若い人が結婚できなくて困ってるんでしょ?

品質がいいだけでは売れない時代。
品質が少しぐらい落ちても、安いほうが売れる時代。
そして、日本人よりも圧倒的に人件費の安い労働者が、アジアやアフリカに数十億人という規模で眠っている時代。

資源がなく、人件費も物流コストも高くて、しかも少子高齢化が進みながら総人口も減っていく。
そんな日本が安定して稼いでいくには、どうしたらいいと思う?

それでも、あなたは……
株価と円安がほんの1ヶ月ぐらい足踏みしただけで、「アベノミクスはダメだ!」と言い切っちゃいますか?
まず最初に富裕層の消費が少し増え始めただけで、不満ですか?
原発の再稼動や輸出や、TPPにも反対しちゃいますか?
消費増税にも法人減税にも、反対しちゃいますか?


……と。
こんな説明でわかるかなぁ?

賛成とか反対は個人の自由でかまわないんだけど。
難しいところ、矛盾してるところ、ある?

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